小児歯科・小児矯正

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子どもの成長と向き合う歯科治療を

子どもの健康な歯を守り続けるためには、小児期から正しいケアの習慣を身につけることが大切です。当院では、子どもの成長に応じた歯と口腔内のメインテナンスをサポートし、定期検診によるむし歯予防に取り組んでいます。お子さんのお口のことで気になることがございましたら、神戸市東灘区の「ふじもと歯科診療所」までお気軽にご相談ください。

小児歯科

まずは慣れてもらうことから始めます

初めて訪れる歯科医院の雰囲気に馴染めず、苦手意識を持ってしまうお子さんは少なくありません。当院では、明るく和やかな雰囲気で、自ら楽しい気持ちで歯科治療に向き合えるようリラックスできる空間づくりを心掛けています。

子ども専用の入り口を用意

子ども専用の入り口を用意

畳のあるキッズスペースの待合室から診療室へ向かう途中に子ども専用の小さい扉を設け、小さな子どもの好奇心をかきたてる仕掛けが施してあります。子どもが歯医者を好きになり、口腔内ケアに積極的な気持ちになれるよう、心をつかむ工夫をしています。

チェアに座ってもらい環境に慣れてもらいます

チェアに座ってもらい環境に慣れてもらいます

治療用チェアに座ると、医療機器なども目に入るため恐怖心を覚える子どももいます。当院では、子どもの気持ちを最優先し、押さえつけて治療するといった無理強いはいたしません。子どもと気長に向き合い、信頼関係を築いてから治療を開始します。

当院の取り組み
キッズクラブ

キッズクラブ

子どもの口腔内ケアに特化したキッズクラブの入会をおすすめしています。入会費5,400円で、さまざまなサービスをご提供しています。当院に通う多くの子どもたちに入会いただいています。

  • フッ素塗布(3回分が含まれます)
  • 唾液検査……むし歯に対する抵抗力を確認し、むし歯予防策をご提案します
  • 年に1回のお顔と口の写真撮影……成長過程を記録しファイリングしてお渡しします
  • 咬合力、口唇圧の測定……結果により口腔筋機能療法(MFT)を取り入れています
  • 食育・ブラッシング等各種トレーニング……生活習慣として定着するようサポートいたします
お子さんの歯をお守りするための取り組み

※表は左右にスクロールして確認することができます。

ブラッシング指導 フッ素塗布 シーラント
ブラッシング指導 フッ素塗布 シーラント
子どもの小さな口の中を奥歯の細かい場所まで磨き残しがないようにブラッシングをするのは、とても難しいことです。当院では、正しいブラッシング方法を指導し、毎日の習慣として親子で取り組めるセルフケアをサポートしています。 子どもの乳歯や生え変わったばかりの永久歯は、まだ柔らかくむし歯になりやすい傾向があります。そのため、当院では歯質を強化しむし歯菌から歯を守る高濃度フッ素の塗布を取り入れています。お子さんが嫌がらないよう、さまざまなフレーバーから味が選べます。 歯の溝が深い奥歯や表面のでこぼこが多い生えたての歯は、ブラッシングが行き届かず、むし歯のリスクが高くなります。シーラントは樹脂などの素材で溝を埋め込み、でこぼこをなくすことで磨き残しを防ぐむし歯予防策です。

小児矯正

6歳からの顎顔面矯正

6歳からの顎顔面矯正

近年、食文化の変化によって、よく咬んで食事をすることが減りました。その結果、咬む筋肉「咀嚼筋(そしゃくきん)」が発達せず、小さい顎骨に永久歯が生えそろうスペースがない子どもが増えています。顎骨の骨自体を広げ、永久歯が健全に並ぶスペースを確保する矯正手法「顎顔面矯正」は、6歳ごろから受けることができます。

1期治療と2期治療

小児期の矯正治療は、永久歯が生え変わる6~8歳に行う1期治療と、永久歯の咬合を調整する12歳以降に行う2期治療に分けられます。1期治療は、顎の発育と骨格形成に関わる矯正が主になり、2期治療は永久歯が正しく咬合する矯正が主になります。将来的に健全な歯列につなげるためには、1期矯正から2期矯正にかけて、長期の治療に取り組むことをおすすめしています。

治療期間について

1期治療と2期治療

1期治療から行うと治療期間は長くなりますが、顎顔面に対してアプローチできるため、幅広い対応が可能となり、より良い結果が得られる可能性が高くなります。場合によっては1期治療のみで治療が完了することもあります。状態によって治療開始時期は異なりますので、正しい診断を行ってから一人ひとりにあった治療方針・治療計画が決定します。

子どもの矯正装置
床矯正装置

床矯正装置

骨格の成長を利用して顎を広げる矯正装置で、顎が小さく歯並びや咬み合わせが悪いケースに適しています。乳歯から永久歯に生え変わる時期にのみ効果がある装置で、固定性ではないため食事時には取り外せるメリットがあります

プレオルソ

プレオルソ

マウスピース型の矯正装置で、歯を動かくのではなく口の周りの舌・頬・唇の筋肉のバランスを調整し、歯並びを改善します。4~9歳ごろに効果がある装置で、筋機能訓練と並行して取り組むと効果が出やすく、治療終了後に後戻りしにくいメリットがあります。

口腔筋機能療法(MFT)

お口周りの筋肉の機能を改善し、正常な歯並びの状態を維持することを目指す訓練法です。当診療所では、矯正治療の一環としてMFT(口腔筋機能療法)を行い、舌や口の周りの筋肉が正しく機能するようにトレーニングします。MFTを行うことにより、歯並びに影響する筋肉の正しい発育をサポートし、正常な成長発育に誘導していきます。

小児矯正治療に関するよくある質問
治療中の痛みはありますか?

1期治療で使用される取り外しの可能な床装置は痛みはありません。取り外しに関してもすぐ使いこなせるようになります。ブラケットを装着する2期治療では最初痛みを伴う場合もあります。

矯正治療は何歳から始めるべきですか?

成長段階、出っ歯、受け口など問題が何なのか、または装置に対応できるのか、といった要素で矯正開始時期は決まります。6歳前後から対応した方が良い場合もあれば2期治療(12歳前後)から開始した方が良いケースもあります。

1期治療で終わることもありますか?

あります。口腔周囲筋が正しく機能し、スペースがあり、骨格的に大きな問題がない場合、1期治療で終了することも多くあります。2期治療へ移行した場合も1期治療を行なった後のほうがスムーズに進みます。

矯正専門医ですか?

歯科矯正の専門医ではありません。一般歯科です。そのため、難しいケースは紹介させていただく場合があります。しかし、むし歯治療、歯周病治療、予防歯科、咬み合わせ治療すべてを理解し、処置可能なので、総合的に治療を進めることができることのメリットは大きいと考えます。納得いくまで説明いたしますのでお気軽にご相談ください。