口臭の原因とは…？～気になるお口の悩み～
こんにちは！
ふじもと歯科診療所です🐟
皆さんは「もしかして口が臭いかも…」
なんて思ったことはありませんか？
厚生労働省の「保健福祉動向調査」によると
３５歳から４４歳で17.7％
４５歳から54歳で20.7％の方が
「口臭が気になる」と回答したそうです。
でも実際に口臭がしているのか…？
気になるけれど…ご自身での判断は
なかなか難しいのではないでしょうか😭
まずは簡単なセルフチェックから
やってみましょう🙌
◆未治療の進行したむし歯がある
◆口の中が乾いてパサパサする
◆緊張する生活を送っている
◆タバコを吸っている
◆忙しい毎日でストレスが多い
◆睡眠不足だ
◆歯石を定期的に取っていない
◆フロスや歯間ブラシを使っていない
◆最近歯に食べ物がはさまるようになった
◆朝起きると口の中がネバネバする
◆歯みがきすると歯ぐきから血が出る
◆舌に舌苔(白い苔のような物)がついていて白っぽい
どうでしょう？
当てはまるものはありましたか？
では、このセルフチェックで
当てはまるものがなければ
口臭はしていないのでしょうか…？
いえいえ、、、実は口臭って
誰にでもあるんです！😲
とはいっても、口臭にも種類があって
一時的で軽度な口臭と
不快感が強い口臭の
大きく二つに分けられます。
一時的で軽度な口臭とは
例えば、朝起きたときに
お口が少し臭うときがあります。
このような口臭は食事や歯みがきで
においを感じないレベルにまで下がるので
ほとんど問題にはなりません✌
あとはニンニク料理のような
においのきつい食べ物も口臭の原因となりますが
こちらも一時的なものですし
美味しいごはんを食べたんですから
まぁ、少しぐらい、いいんじゃないでしょうか🙌
では、不快感の強い口臭とは
何が原因で、どのような臭いがするのでしょうか…
まず、口臭の原因となるものの多くは
歯周病菌などの細菌が粘膜や血液などの
成分を分解して出すガスの臭いなんです。
そのガスがとても強烈な臭いを出しているんです😫
強烈な臭いって、どんな臭いか
気になりますよね…💦
卵や魚や玉ねぎが腐ったような臭い…
と、例えられたりするようです😨💦
最初にお伝えした通り
誰にでも口臭はあります。
誰にでもお口の中には細菌がいるからです。
朝、お口の中が少し臭うのは、
寝ている間、唾液の減ったお口の中では
細菌が増えやすいからなんです💦
では、同じ細菌が出すガスなのにどうして
軽くて一時的な口臭と不快感の強い口臭のように
違いがあるのでしょうか？
まず大きな違いは
お口の中が健康かどうか、ということなんです！
健康なお口には、歯と歯茎の間(歯周ポケット)に
歯周病菌などの細菌の巣が、それほどありません。
食事で舌が動き、食べ物とこすれて舌苔が落ち、
細菌も一緒に胃の中まで流されていきます。
歯周ポケットが浅いことで
日常の歯みがきによってお口の中は
きれいな状態を保つことができ、
細菌の数もかなり少なくすることができます。
一方、歯周病の方のお口の中は…
歯周ポケットの溝が深くなってしまうので
食事をしても、歯みがきを頑張っても
深い歯周ポケットに隠れた
細菌の巣の奥まできれいにすることが
難しくなってしまいます。
そしていくら口臭対策をしても、
歯周病の治療をしないままだと
細菌にとって棲みやすい・増殖しやすい
快適な巣の完成です…😫💦
そして良い棲み処を見つけた細菌は
その棲み処を拠点に、どんどん増殖しながら
ガスを出し続けてしまうので
口臭はなかなか改善されません😫
未治療のむし歯がある場合も同じです。
むし歯が進行すると穴が大きく開いてきます😱
そして食べかすなどが詰まりやすくなり
歯磨きをしても完全に汚れを取ることができず
繁殖した菌によって悪臭のガスが発生してしまうんです💦
さらにそのままむし歯を放っておくと…
むし歯がどんどん進行して、歯の神経が死んで
腐ってしまいます。腐った神経からは強い悪臭が
発生するため、こちらも口臭の原因となってしまいます😨💦
このように、もし、むし歯や歯周病が原因であれば
虫歯・歯周病治療、定期的なプロフェッショナルケア、
そしてご自宅でのセルフケアをしっかり行うことで
口臭は改善できるんです🌟
少しでもお口のなかのお困りごとがあれば一度
ご相談ください😊💓
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